ターナー。

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最近は「ローマ人の物語」9巻のトライアヌス帝とハドリアヌス帝を読んでいるのですが、ローマ帝国の最北端として英国が出てきます。

 ユリウス・カエサルがブリタニア遠征をして、その後の英国へのローマ軍の進出でロンディウムというラテン語で呼ばれたロンドンですが、その当時の様子はあまり書かれていません。

 地中海を中心とした紀元前後の時代ですから、今の英国やドイツ、ロシアなどは話にも上りません。それよりも東方のオリエントの地の方が常に何かしらの脅威を与えるらしく、その文明の古さと高さと、国王を持つ国々の統治の難しさを伝えます。

 自分にとってのヨーロッパの印象は、それこそ近代に入りかけた印象派の絵画によって垣間見る景色や人物や風物の断片でしかありませんでした。

 田舎育ちの私には外国との接点は何一つなかったからでもあります。せいぜい、百科事典の別冊に美術全集があり、それを日向ぼっこしながらよく見ていたことぐらいです。中高時代の美術の教科書もありきたりではありますが、外国への興味をもたらすものでした。

 高校を卒業するまでは田舎から出たことはなく、一人で都会に遊びに行ったり親戚の家に行ったりというようなことはほとんどなかったのです。電車の時刻表の読み方も知らなかったですしね。

 最近は自分で稼いだもので海外旅行に出かけることが重なり、30代終わりごろからは遠慮せずに世界のあちこちを見て回るようにしています。

 行先を決めるのは単純で、世界地図の見開きにあるグランドキャニオンやナイアガラの滝から始まり、南半球の太陽が東から北にそして西に移動するのを見たり、カーモスという日の昇らない北極圏に行ってみたり、スペースシャトルの打ち上げるところまで行って見たりと気の向くままです。

 今回は英語のテキストの最初にあったブリティッシュ・ミュージアムに行こうと思います。世界中回らなくても世界のいろいろな地域別に分けられて展示されているそうなので、歴史や文明、文化などをサラッと見ることができそうです。

 英国は大英帝国として植民地政策を行っていたことが良いか悪いかは別として、世界の勝ち組として君臨している国の一つです。その経済力の強さを感じることができるかどうかはわかりませんが、行ってきたいと思います。

 世界中の国々の繁栄と衰退は歴史の中で繰り返されていることではありますが、今の時代にしか生きられない自分にとっては、こうやってあちこちに出掛けては刺激を受けながら生き続けるしかないのだと思います。

 自分の短い人生をどのように生きていくのかは、どの時代の人も同じように思い悩んだことだろうとは思います。人間の宿命としてはDNAの継続というか、生きるものは子孫を残すというという運命にあるようなのですが、そんな高度な宿命を理解するというよりも、やはり単純に笑って怒って悲しんで楽しむという日常を過ごしていくしかないのでしょう。

 田舎にいたときには一生外国とは縁がないと思っていましたが、今は嫌でも英語を話さないといけません。英語を話すというような高度な事は出来なくても、英語表示に従っていかなければなりません。世界中の共通語ともいえる勢いの英語の本場に行くのですが、たぶんやっぱり英語は少ししかわからないだろうと思います。

 こうなったら、日本語でたくさんの情報を仕入れていくという作戦しかないでしょう。

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このページは、sumikaが2008年3月18日 16:26に書いたブログ記事です。

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